WIZBL – PUSHPULL SYSTEM、ブロックチェーン技術搭載ドアロック商用化「協力」
ブロックチェーンプラットフォーム及びインフラ専門企業 WIZBL がスマートシティ構築に共同で取り組む。
WIZBL は 23 日、ドアロック専門企業の PUSHPULL SYSTEM と協約を締結し、スマートシティマンションの出入りセキュリティシステムにブロックチェーン技術を適用する実証事業を推進すると発表した。
同プロジェクトは ETRI(韓国電子通信研究院)融合技術研究生成センターの PUSHPULL SYSTEM、WIZBL が共同で行うもので、スマートシティ構築に向けた第一歩になるものと期待される。
ドアブレ防止技術特許など 50 個を超える国内外特許を保有する PUSHPULL SYSTEM は KC 安全認証を取得したほか、抗菌認証ドアロック、スマートドアロック「baba」を開発し、政府から「ブランド K」認証も受けた。
国家ブランド支援戦略であるブランド K は、大韓民国革新中小企業製品を世界市場で認められる製品になるよう中小ベンチャー企業部が支援する制度だ。
ドアロックをベースに IoT 分野にも進出した PUSHPULL SYSTEM は、ETRI から移転された技術と韓国やアメリカなどから獲得した仮想ブロックチェーン特許技術、そして WIZBL のブロックチェーン技術を導入した。
PUSHPULL SYSTEM は「セキュリティ問題が脆弱なマンション家庭のドアロック、ウォールパッド、CCTV などに WIZBL のブロックチェーン技術を導入し、不純な侵入者から安全に守れるシステムを開発した」と説明した。
WIZBL はブロックチェーン技術の限界として指摘される処理速度と拡張性を解決した独自のブロックチェーンコア技術「BRTE 2.0」プラットフォームを保有している。
BRTE2.0 は、スマートシティを構成する産業だけでなく、物流、IoT、自動運転など、様々な分野に適用できるように設計された。
WIZBL の Park Kon 代表は、「スマートシティは強力なセキュリティが重要なので、ブロックチェーン技術は必須要素だ」と語り「BRTE 2.0 はブロックチェーン技術を医療、都市行政、政府、エネルギー、IoT、交通などに適用できるようにする」と述べた。
続いて「特に処理速度が少なくとも 1 秒当たり 10 万件を処理できる能力と拡張性が必要だが、BRTE 2.0 はリアルタイム処理速度を具現する」とし「スマートシティの革新をもたらす技術だ」と説明した。
さらに「今回のプロジェクトを皮切りに韓国はもちろん、世界のスマートシティおよび不動産市場における WIZBL のブロックチェーン技術の地位が明らかになるだろう」と付け加えた。